2014年12月6日土曜日

第3回研修会 「ソーシャルワーカーの記録」

 昨日から雪がしんしんと降り、福井県は大雪警報が出ています。
 そのような中、本日12月6日(土)14時~15時30分まで、福井循環器病院で研修会が開催されました。 今回は「ソーシャルワーカーの記録」について大阪府済生会吹田病院ソーシャルワーカーの川口真理子先生に講師をお願いしました。 雪による交通機関の遅れも心配されましたが、川口先生も無事に到着され、26名のソーシャルワーカーが受講しました。
研修会の様子①
はじめに、記録のとらえかたや目的、記録の様式、記録方法の種類、記載上の注意点など基本的なことについて講義していただき、川口先生の所属機関での記録の現状、取り組みについてお話いただきました。より、私たちに近い立場での講義であったため内容もわかりやすく、共感できることが多くあったたように感じます。


研修会の様子②
そもそも記録を書く目的は何なのか。
 大きな目的は「何をやったかということを見える形で残す。」とういことなのだと思います。
 また、書くことによって、自身の支援を振り返ることになり、ソーシャルワーカーとしてのスキルアップにつながっていくこと、「では、何を書くのか。」というルールをある程度決め、決められたルールに沿って必ず書くことで、ソーシャルワーカーに対する組織内での理解も高まっていくことを学びました。
 




 雪が降り、雷がなる中での研修会となりましたが、有意義な時間となりました。
 川口先生、本当にありがとうございました。
 受講された皆さんもお疲れ様でした。駐車場に雪が積もりご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに、会場の片づけにご協力いただき感謝します。ありがとうございました。








2014年10月12日日曜日

第30回 北信越医療ソーシャルワーク研究会 2日目

 北信越医療研究会2日目は分科会があり、3つの分科会に分かれて21題の演題を発表していただきました。
 福井県の実行委員メンバーは、今日も台風19号をも吹き飛ばす勢いで朝の打ち合わせをスタートしました。








分科会は午前9時45分から開始で、
第一分科会は福井大学医学部 地域連携推進講座 山村 修先生に、
第二分科会は福井県立大学 看護福祉学部 社会福祉学科 木村 多佳子先生に、
第三分科会は一般社団法人 福井県社会福祉士会 会長 竹澤 賢樹先生に、
座長としてそれぞれの分科会の運営をお願いしました。

















 貴重な研究成果を発表してくださった演者の皆様、分科会をうまく運営し、活発な質疑応答を引き出してくださった座長の皆様、本当にありがとうございました。

 11時45分~閉会式がありました。 三嶋一輝実行委員長より閉会の挨拶の後、次回2年後の長野大会に向けて、長野県の小巻会長よりご挨拶をいただきました。
 また、第29回大会で、新潟県の坂詰会長より福井県の谷口会長に受け渡されたキャラクター「とっきっきー」に、福井県のキャラクター「ジュラチック」を加え、長野県の小巻会長に贈呈しました。
 長野県ではどんなキャラクターが加わるのか、今から楽しみです。
 
 

 







  第30回  北信越医療ソーシャルワーク研究会の参加者は、1日目が98名、2日目が111名にのぼり、大盛況のうちに閉会いたしました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 2年後の長野県で再会できることを楽しみにしております。



さて、研究会終了後には北信越5県の代表者が集まり、「北信越会長会議」が開催されました。
今回の研究会の振り返りと今後に向けて話し合いがなされ、14時に終了しました。









その裏で、実行委員メンバーは集合。
この研究会にひとりひとりが時間と労力を費やし、助け合いながら今日までやってきました。
大会長、実行委員長、大会事務局あっての今回のイベントですが、2名の副実行委員長を中心に大会を盛り上げてきたメンバーの記念写真を撮りました。
参加者の皆様には、準備中、会期中、配慮不十分で、何かとご不便、ご迷惑をおかけいたしましたことにお詫び申し上げ、あらためて、本研究会に多くの方にご参加いただいたことを心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。


















 





















北信越研究会 懇親会

1日目の研究会終了後、19時から福井パレスホテルにて懇親会を行いました。
県内外から多数の方のご参加をいただきありがとうございました。
楽しい写真が山盛りですが、ちょっとだけ、懇親会の写真をアップします。

懇親会受付の様子
福井県メンバーは福井のお酒と食とユーモアあふれる県民性をみなさんに楽しんでいただけるように、研究会同様、懇親会についても準備に準備を重ねてきました。



2日目の閉会式で、長野県協会の小巻会長より「懇親会のクイズは非常に手が込んでいた。」と褒めていただき、担当者一同、嬉しい限りです。























1日目にご講演いただいた、山村先生、吉川先生にもご参加いただくことができました。懇親会で多くの方が、県や年齢を越えて交流を深められたようです。

















 







 
 
 

懇親会が盛り上がりすぎて、二次会、三次会と続き、飲み明かした方たちもおられたとか・・・・・。皆様、お疲れ様でした。










2014年10月11日土曜日

第30回 北信越医療ソーシャルワーク研究会 1日目

本日、10月11日(土)と明日12日(日)の両日、福井県福井市の福井県国際交流会館におきまして、「第30回 北信越医療ソーシャルワーク研究会」が開催されています。

1日目の今日は、開会式と2つの記念公演がありました。

開会式の様子(谷口大会長の挨拶)

 
天気予報では台風19号の接近も伝えられていますが、本日の福井市は秋晴れとなり、少し暑いくらいの陽気となりました。
今回の大会は
「地域医療連携の中でのソーシャルワーカーの役割とは・・・」
~地域・医療・介護ネットワークの中での紡ぎ手となる~
をテーマとしており、北信越5県から約120名のソーシャルワーカーの参加をいただいています。



開会式には、福井県医師会 会長 大中正光氏、福井県看護協会 会長 樋村禎子氏、福井県社会福祉士会 会長 竹澤賢樹氏にご臨席賜りました。










 開会式後、記念講演の一つ目として、「地域医療連携の中でのソーシャルワーカーの存在価値」をテーマとして、福井県立大学 看護福祉学部 社会福祉学科 准教授の吉川公章先生よりご講演いただきました。
医療機関の機能分化の強化や、地域包括ケアシステム、診療報酬改定や医療法の改定などが行われる中で、私たちソーシャルワーカーには、早期退院、在院日数の短縮という課題が求められていますが、そもそも、私たちソーシャルワーカーがいる意味とは何なのかということを考えさせられる内容でした。
 「何をするのか」ではなく、私たちは常にひとりの人の前に立っており、出発点はその「目の前の人」であるということをあらためて感じることができ、スーパービジョンの重要性についても考えるきっかけとなりました。


続いて、記念講演の二つ目として、「人口減少社会と地域医療連携」をテーマとして、福井大学医学部 地域医療推進講座 講師の山村修先生よりご講演いただきました。

福井県ではおなじみの山村先生ですが、今回は「死の克服」というところにもふれながら、人口減少社会をどのように乗り切るのか、その中での地域医療連携とITについてお話いただきました。 
山村先生は日頃より、医師として病院内外の多くの専門職と連携を図り、様々なITシステムの研究にも携わっておられますが、どんなITシステムがあったとしても「医療連携の目的は人と人、あるいは患者さんと社会をつなげること」であり、それはソーシャルワーカーの役割と一致するという言葉が印象的でした。



 講演は17時過ぎに終了し、1日目の研究会を無事に終えることができました。
 明日は9時45分から分科会です。
 受付は9時15分から地下1Fホワイエで行います。明日もよろしくお願いします。

 
 

北信越医療ソーシャルワーク研究会準備中です。

秋晴れの良いお天気となりました。

10月11日(土)、12日(日)の両日、福井県国際交流会館において、
「第30回北信越医療ソーシャルワーク研究会」を開催します。

福井県の実行委員メンバーは、午後からの大会準備中です。

朝9時の打ち合わせの様子

参加受付は13時からとなります。
皆さま、お待ちしております。

2014年10月5日日曜日

北信越医療ソーシャルワーク研究会最終打ち合わせ!

いよいよ今週末、第30回北信越医療ソーシャルワーク研究会が開催されます。

10月3日(金)19時~23時まで嶋田病院で打ち合わせがありました。

 
 
大会抄録集も完成しました。
 
 
北信越5県のMSWがたくさんの研究発表を行います。
 
今から楽しみです。

2014年9月21日日曜日

第4回北信越大会実行委員会開催

9月19日(金)19時~22時過ぎまで、嶋田病院で開催しました。
 
実行委員の皆さま、夜遅くまでお疲れさまでした。
 
いよいよ一か月を切りました!あと、少しです。
 


2014年8月30日土曜日

第2回研修会報告



 8月30日(土)14:00~15:30、第2回研修会が福井赤十字病院で開催されました。「成年後見制度における社会福祉士の役割」をテーマにぱあとなあ福井の社会福祉士である村上博子先生に講師を依頼し、会員・非会員合わせて37名が受講しました。
 




















 初めに、成年後見制度の概要や成年後見人の役割と仕事について、講義がありました。そのうえで、受講者たちが日ごろの業務の中で、成年後見人や制度に対して感じることや、実際活用することになったときに困ったことなどを講師に質問していきました。質問のやりとりの際には、福井県社会福祉士会会長の竹澤賢樹氏にもアドバイザーとして加わっていただき、有意義な時間を過ごすことができました。

最後に、「社会福祉士の専門性をいかした後見人としてのかかわり」についてお話いただきました。
 「本人の意思の尊重」と「心情配慮義務」というところを大切にして支援をしているということを、講師が実際に経験した事例をもとに聴くことができ、うなづきながら聴き入る受講者の姿が見られました。
 講師の先生方、担当の福井赤十字病院の皆さま、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。

 さて、研修会のあとには第3回理事会が開催されました。
 次回研修は12月に「ソーシャルワーク記録」について開催予定でただいま準備中です。また、北信越医療ソーシャルワーク研究会もどんどん迫ってきています。今年は福井県が開催県です。こちらの準備も大詰めです。多くの方の参加をお待ちしています。

両立支援研修会 福井県脳卒中・心臓病等総合支援センター

3月9日、福井県自治会館にて脳卒中・心臓病総合支援センター主催の両立支援をテーマとした研修会が開催されました。今研修は共催として当協会、福井県社会保険労務士会、福井循環器病院、福井県済生会病院、福井赤十字病院、福井県立病院、後援として福井県看護協会、福井県地域両立支援推進チーム、...