2011年11月6日日曜日

平成23年交通事故被害者支援研修会(報告)

本日、日本損害保険協会 平成23年度自賠責運用益拠出事業「医療ソーシャルワー

カーを対象とした交通事故被害者生活支援教育研修」が開催されました。

福井県としては、昨年に引き続き、二回目の開催となります。

会場は福井県済生会病院で、参加人数は41名でした。

研修は、9:00からスタートし、冒頭、本協会の谷口久良会長、日本医療社会福祉協会 

葛田理事より挨拶がありました。

会長挨拶




趣旨説明(葛田理事)












午前中一つ目の講義は、「交通事故被害者遺族の思い」と題し、交通事故被害者

遺族自助グループ 光の風 宮地美貴子さんが講演されました。

講演風景












宮地さんは、交通事故で亡くされた息子さんの実体験をふまえ、「遺族の思い」や

「交通事故なき社会へ」の思いを語られました。

次に、日本損害保険協会の杉田純一さんより、「交通事故に関する保険制度の

基礎知識」について講義がありました。

「保険制度の基礎知識」

















自賠責保険と自動車保険(任意保険)の関係や制度内容、保険金の請求の実務など

について大変わかりやすく教えていただきました。

昼食のお弁当は何と二種類あり、好きな方を選べました(笑)

デラックスハンバーグ弁当
和風きのこ弁当












昼食休憩中、日本医療社会福祉協会の被災地支援活動の協力のお願いがありました。

被災地で支援活動を継続する上で、より多くの支援が必要なため、現地での活動を

スライドで紹介し、マンパワーや寄付金の募集がありました。


その甲斐あって、本日の募金は、8,823円も集まりました! 

前回までの2,791円と合わせて、合計11,614円を日本協会に寄付したいと思います。

皆様、本当にありがとうございました。

さて、午後は、中部療護センターの藤井美香さんによる「中部療護センターの機能と交通事故

による重度障害者支援の実際」の講義がありました。

講義風景
療護センターの紹介やMSWの役割、退院支援の実際について詳しく学ぶことができました。

そして、本日最後に「福井県における交通事故被害者支援の実際を学ぶ」として、

日本医療社会福祉協会の葛田理事、林研修部長をファシリテーターに迎え、福井県済生会

病院MSW笠嶋さんの事例をもとに、各班に分かれ、グループディスカッションをしました。

事例検討の様子

各班ごとに発表

一日の講義内容がこの演習を通して身に付き、明日からの実践に活かせるようになりました。

最後に、林研修部長が閉会の挨拶をし、一日のプログラムが終了しました。


閉会の挨拶
皆様、休日にもかかわらず、長丁場の研修会、本当にお疲れさまでした。

研修講師の皆様、研修担当理事にあらためて感謝申し上げます。

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