2021年10月6日水曜日

10/3(日)中堅者研修開催

本日、令和3年10月3日(日)に福井県産業情報センターで、「スーパービジョンを学ぼう」をテーマに研修会を開催しました。 協会員の中でも中堅者となる会員6名が参加し、福井厚生病院ソーシャルワーカー室の奥脇由美氏から「スーパービジョンの基礎とスーパーバイザーの役割」について、福井県立すこやかシルバー病院の谷口久良氏から「スーパーバイジーの立場から考えたこと」について講義を受けました。 奥脇さんの講義ではスーパービジョンの3つの機能(管理的機能、教育的機能、支持的機能)について説明を聞き、「スーパービジョン≠事例検討ではない」というところで、事例検討ではクライエントへのよりよい支援方法がどのようなものかを検討するのに対し、スーパービジョンではバイジーがクライエントにどのように関わり、その関りの中でバイジーが何を考え、何を感じ、何を学ぼうとしているのかをバイザーが汲み取り、バイザーの学びをより深めていく作業であることを学びました。 谷口さんの講義では、自身が外部のスーパービジョンを受けた経験を話していただきました。 受けるまでがハードルが高いと感じていたスーパービジョンを受け始め、徐々にスーパービジョンに対してポジティブな思いを持っていった様子がよく伝わってくる内容でした。 その後、「日常業務の中でのスーパービジョンについて考えよう」という内容でグループワークを行いました。 短時間でしたが、それぞれの所属機関で日々感じていることをお互いに話すことができて良い時間になったようです。 コロナ禍でソーシャルワーカー同士が集まる機会も少なくなっているため、「楽しかった」、「もっと話をする時間がほしかった。」という言葉も聞かれました。 講師の方々、受講者の皆さん、本当にありがとうございました。

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