2011年5月29日日曜日

大分大会(2日目) 

大会二日目は、テーマごとに5つの分科会(会場)に分かれ、研究発表がありました。

私は、第2分科会「ソーシャルワーク実践」に参加しましたが、武田加代子先生(天理大学)と富樫八郎先生(沖縄大学)の座長の元、11の演題発表があり、会場からも質問や意見があり、活発な議論が交わされました。

第2分科会「ソーシャルワーク実践」の様子
















 このほかの分科会のテーマには、「人権・教育」、「業務分析・業務改善」、「ソーシャルワークリサーチ」がありました。

午後は、「交通事故被害者生活支援におけるソーシャルワーカーの現状と今後の課題」や「倫理綱領の改訂に向けて-IFSWにおける国際的議論の現状」、ランチョンセミナー「病院機能別実習プログラミングシートの紹介-作成の取り組みについて-」の企画が各会場で開かれました。

日本損保協会 杉田先生による講演(「交通事故被害者研修」)
















 その後の鼎談では、岡本民夫先生(同志社大学名誉教授)、衣笠一茂先生(大分大学)、野上美智子大分県協会会長が、「医療ソーシャルワークの可能性-新しい一歩とは-」について、議論されました。
(左から)野上会長、岡本先生、衣笠先生
















 印象的だったのは、岡本先生の「『プロ』というのは、どうにもならない事態にチャレンジするから『プロ』である。それを何とかするから『プロ』である。」「専門職とは、公言(プロフェス)する必要があり、SWは実績をもっと社会に発信してほしい。それができないとSWのアイデンティティを失う可能性もある。」という言葉でした。

閉会式では、今回新しく日本医療社会福祉協会の会長に就任した佐原まちこさんより、就任の
挨拶があり、抱負を述べられました。

来年は、群馬県で、この全国大会が開催されます。

非会員の方でも、参加費(二日間)10,000円(*会員は9,000円)で参加できます。

興味のある方は、ぜひ来年参加をしてみてください。

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