2016年10月1日土曜日

Social Worker Day Fukui 2016 開催

 10月1日(土)14:00~16:00まで、福井県済生会病院にて、ソーシャルワーカーデイふくい2016が開催されました。例年、7月の海の日に開催されることが多かったソーシャルワーカーデーですが、今年は初めて、秋の開催となり、「個別の実践から地域をみるまなざし」をテーマに福井県社会福祉士会、福井県精神保健福祉士協会、福井県医療社会事業協会の会員である社会福祉士、精神保健福祉士19名の参加しました。

初めに、今年の企画の中心となった福井県精神保健福祉士協会の福山会長より挨拶がありました。









 前半では、中堅の社会福祉士、精神保健福祉士へのインタビューを行いました。
今回は福井県医療社会事業協会より森石佳奈氏(社会福祉士)、福井県精神保健福祉士協会より古定美夏氏(精神保健福祉士)に登壇していただき、「現在している仕事のこと」、「なぜ、この仕事を選んだのか。」、「今後の地域での課題」等の質問についてそれぞれの思いを語っていただきました。

  後半ではワールドカフェ方式で参加者全体の交流会を行いました。ソーシャルワーカーが活動領域は多分野に広がりを見せており、支援対象者となるクライエントのニーズも多様化しています。
今回の参加者は新人、中堅、ベテラン、OBが入り混じっていましたが、それぞれの実践を振り返り、「ソーシャルワークとは何か。」、「今後、地域で必要となっていくことは何か」等について、日頃の実践を振り返りながら、意見を交わすことのできる良い時間になったと感じています。
  現在すでにある、あらゆる社会資源を利用しても、クライエントを支援できない現状があり、まだまだ様々な面で多くの偏見があるということに気づく半面、「もしかして、クライエントに対して偏見を持って支援しているのは私たちソーシャルワーカーなのかもしれない。」という意見も聞かれ、いろいろと考えるきっかけとなりました。また、「多職種連携」と言われるこの時代で、地域の多職種と連携は取れているのにソーシャルワーカー同士の連携が希薄になっているという意見もありました。
 こういった機会を今後も大切にして行きたいと感じました。

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