2024年7月15日月曜日

ソーシャルワーカーデーInふくい2024が開催されました。

本日、福井県立大学でソーシャルワーカーデーふくいのイベントが開催されました。 時間は、13時から15時半でした。 参加者は、45名で、ソーシャルワーカーだけでなく、民生委員や保健師の参加もありました。 テーマは災害支援です。 当協会からは、福井赤十字病院園田MSWが能登地震の際の1.5次避難所におけるMSW支援を報告しました。 会場からは多くの質問があり、あらためて災害支援とソーシャルワーク実践を考える機会となりました。

2024年7月1日月曜日

他団体研修 ソーシャルワーカーの業務マネジメント

第36回排尿障害講演会 ご案内

令和6年度 総会及び研修会開催

内容:
1.総会
(1)令和5年度事業報告および収支決算について
(2)監査報告
(3)役員変更(案)について
(4)令和6年度事業計画方針・計画(案)および収支予算(案)
(5)その他
2.研修会
「福井県版エンディングノート・地域医療でのACP」
講師:伊部病院 伊部 晃裕 先生

(総会)
会員数109名中、26名参加(委任状48枚)の出席で、無事全ての議案が賛成多決で可決・承認されました。
(研修会)
令和4年11月に発行された「福井県版エンディングノートつぐみ」。今回の研修では作成のプロジェクトメンバーであります伊部病院の伊部晃裕先生にその作成から発行までの歩みとその背景に込められた想いについてご講演をいただきました。
既に運用されていた「エンディングノート」と「人生会議」。その双方の要素を骨子にしながらも福井県の風土や県民性を考慮したものを作成したいとの想いから、福井県民版エンディングノートの愛称を福井県の鳥であります「つぐみ」としたそうです。また「つぐみ」には「つなぐみらい」の言葉をもじった内容で「あなたとつながる、そしてつむいでいく」という意味が込められているとの解説があり、愛称に込められたあたたかい想いを感じました。
作成のプロセスの中で、県民の終末期医療や高度医療に関する知識不足や、日頃からの話合いの不十分さやお任せ感が浮き彫りになったことを受け、福井県版エンディングノートのコンセプトを、死のとらえ方や迎え方をポジティブに考え、人生豊かにするためのエンディングノートとしたとのことでした。構成内容を見てみると、「わたしのあゆみ」や「セカンドライフ」などの項目等があり、実際に記入をしてみると自分の人生を客観的に振り返るとともに物語的な意味づけを深めるような、「過去から今、そしてこれから未来を生きる」感覚を感じました。
本日の講演を踏まえ、ソーシャルワーカーとして患者や家族の意思の決定支援や多職種とかかわる際に、単にツールの一つでは無くこの「つぐみ」の理念を踏まえた「つぐみ的な対話」ができるような、そんなソーシャルワークを目指していきたいと思いました。
伊部先生、貴重なご講演ありがとうございました。

令和6年度全体研修会